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川崎河川漁業協同組合 中原地区公式サイト

スッポンinformation

スッポンについて



魚族では有りませんが、珍客です。

生息環境はクサガメやイシガメと似通っているが、水中生活により適応しており水中で長時間活動でき、普段は水底で自らの体色に似た泥や砂に伏せたり、柔らかい甲羅を活かして岩の隙間に隠れたりしている。これは喉の部分の毛細血管が極度に発達していてある程度水中の溶存酸素を取り入れることができるためで、大きく発達した水かきと軽量な甲羅による身軽さ、殺傷力の高い顎とすぐ噛み付く性格ともあわせ、甲羅による防御に頼らない繁栄戦略をとった彼らの特色といえる。
このことに加え、鼻と首が長く鼻先をシュノーケルのように水上へ出すことで呼吸できるため、上陸して歩行することは滅多に無いが、皮膚病に弱いため、あまり頻繁ではないものの護岸などで甲羅干しをしている姿も時折見かける。また水中だけでなく、陸上でも非常に素早い動きを見せる。
食性は動物食の強い雑食で魚類、両生類、甲殻類、貝類、稀に水草等を食べる。
繁殖形態は卵生で、1回に10-50個の卵を産む。
本質的には臆病な動物のため、近付くと防御のためにすぐ食いつこうとする。「雷が鳴っても離さない」という譬えがあるが、噛み付いた個体を無理に引き離そうとすると、引き離されまいとして首を甲の内側に引っ込めより強く噛みつくことになる。噛み付かれても大抵の場合は水に戻せばそのまま泳いで逃げる。古くは物事をしつこく探求する者を「スッポンの何某」と呼ぶこともあった。







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