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川崎河川漁業協同組合 中原地区公式サイト

マルタinformation

マルタについて



巷でマルタウグイとウグイは混同されてる様ですが、マルタとウグイは同属では有りますが、
フナとヘラブナの様な関係にあります。
ウグイ属(Tribolodon)には、
マルタウグイ (Tribolodon brandtii)(英名Pacific redfin)
   北西太平洋.サハリンと日本.国後島.遡河回遊.淡水域,汽水域.海域に生息.
    平均サイズが50cmを越える魚です
ウグイ (Tribolodon hakonensis)
学名に日本の地名が、入ってます
  (英名Big-scaled redfin)韓国,日本,サハリン,ロシア.
エゾウグイ(Tribolodon ezoe Okada&Ikeda)日本とロシアに生息
他にウケクチウグイ(Tribolodon nakamurai Doi&Shinzawa)が居て、此方は信濃川水系,阿賀野川水系,最上川水系など生息域の、平均サイズが60cmを越える魚です貴重な種類です・    

関東域での、ウグイ属(Tribolodon)には、ウグイとマルタウグイ,その区別は産卵期で有るならば、上記の画像で解る様に、左マルタの婚姻色には黒い体色に一本の赤いタテジマが出るだけで有るのに対し、ウグイには、3本の赤いタテジマがあらわれるます。
産卵期以外では、マルタは側線鱗数がウグイよりも10枚ほど多い、また、マルタは、ほほの広さ(眼の下)が眼の直径より広い〜ウグイより大型になる、ウグイはうろこが比較的細かい(魚体が小さいから感じる)こまかいほほの広さ(眼の下)が眼の直径よりせまいと・・区別出来そうだが.じゃぁウグイの側線鱗数は?と言うと、なので、漠然と大きいのがマルタなのかもネ・・
でも、このところマルタとウグイの混血がかなり居る様で、種の絶滅が危惧されています。
自然状態での産卵は、温度・日長時間そのほか環境の種々の条件や、体内のホルモンの状態など多くの要因によって支配されている。いくつかの魚類では、そのことを利用して人為的に産卵させることが可能になっている。
産卵期以外は

*側線鱗数・・・ウグイー68〜84
        マルター72〜95 
つまり72〜84のやつは不明。
68〜71ならウグイ
85〜95ならマルタってなことになるわけです。 
さあみんなで数えよう!(^O^)
雑種は??? 

@側線鱗数の数え方・・・

側線上の1縦列鱗数で肩帯に接する鱗(鰓孔の上端付近)から下尾骨の後端(尾鰭を左右に曲げたときにできるしわの位置)の鱗までを数えます。

@確実な方法・・・解剖により頭部の感覚器官を調べる。             
ウグイー鰓蓋下顎管と眼下管は分離する。
マルター鰓蓋下顎管と眼下管は連続する。



河口付近のマルタにはオレンジのラインは有りません。




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